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イタリア財政問題や英国のEU離脱交渉への不安が広がりユーロやポンドを中心に対ドル対円で下落幅を拡大。NY市場がベテランズデーで為替や債券市場が休場ということで薄商いの中でドル高と同時に円高が進みドル円の動きは限定的となった。

週明け東京市場では日経平均株価が先週末のNY株式市場が下落したことを受け軟調にスタート。しかし、その後は上海総合指数も含め日経平均も上昇に転じるとドル円は114円23銭まで上昇。しかし、欧州市場が始まったところでユーロが節目のドルを割り込むと損切りを巻き込みながら下落。イタリア予算修正案が欧州委員会への提出期限を迎え悲観的な見方がユーロ売りを誘った。
また、ポンドも先週末から離脱交渉への懐疑的な報道が相次ぎユーロと同時に下落幅を拡大させた。
NY市場はこの日ベテランズデーで為替や債券市場は休場となる薄商いの中で株式市場が先週末に引き続き下落幅を拡大。リスク回避の円買いが進みクロス円の下げが加速。
バルニエ欧州主席交渉官が離脱協定に対して「主要項目が13日にも英国内閣に示される」との報道でポンドの買い戻しも見られたがその後否定され再び下落。
ポンドやユーロの下げがドル高を招くと同時にNY株式市場の大幅下落が円高の動きを高めるなどドル円は結果的に綱引き状態となった。
昨日のNY株式市場は薄商いの中での下落となっているがアップルとゴールドマンサックスの株価下落が主導したといわれる。
休み明けの今日のNY市場が更に下落するようなら市場が再び不安定な状態に陥り円買いが一層強まりかねない。
反対に、株価が上昇に転じるようならドル円は114円ミドルの節目を試す展開が予想される。
今日のNY市場の動き次第で相場の目先のトレンドが見えてきそうだ。

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Source: かざみどり

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