先週は米国中間選挙やFOMC会合といった重要イベントを挟んでの神経質な展開が予想されたもののそれ程大きな混乱もなく終了。中間選挙では予想通りの結果となったことで株式市場はご祝儀相場的な買いが強まり大幅上昇。一方、FOMC会合では来月の利上げを改めて示される内容となったことでドルが上昇。ただ、利上げへの警戒感により週末のNY株式市場は下落に転じた。今週は特に注目のイベントがないことから寧ろ市場に落ち着きが戻りリスクオンの円安が進みやすい地合いが続くとみる。
先週末の東京市場ではFOMC会合で「更なる利上げが正当化される」との声明文でドル円は114円台を付けたものの113円台に押し戻された。しかし、ドルの底堅さは継続しドル円は113円後半でのもみ合いが続いた。
NY市場ではFOMC会合での金利上昇への警戒感からNY株式市場が三指数ともに反落。リスク回避の円買いの動きが強まりクロス円全般に売りが先行。また、英国ブレグジットを巡り北アイルランドの民主統一党DUPが合意を支持しないと表明。早期妥結への期待が後退しポンドが売られたこともクロス円の下げを加速させた。
米中間選挙の結果が予想通りであったことからイベントリスクが後退したことで株やドルが上昇。週末の動きは大きく上昇した反動とみてよいだろう。
今週は先週と打って変わり特に注目されるイベントはない。
中国の景気鈍化が目立ち始めており、ここにきて市場開放や関税引き下げなど米国に歩み寄る動きも見える。
今月末に開かれるG20で米中首脳会談への期待の高まりから株式市場でもリスクオンの動きが強まりやすい。
一方、今回の選挙結果により米国はねじれ議会となりトランプ政策にもブレーキがかかるとの見方もあるが、それはしばらく先の問題だ。
イベントリスクが後退したことで株式市場が落ち着きを取り戻しつつある。
今週発表される米国CPIや小売売上といった指標が強い米国経済を示すものとなれば素直にドル買いに反応するとみている。

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Source: かざみどり

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