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売買手数料が下がりました

日経の記事にも出てましたが、ネット証券各社がETFの手数料を無料化、または低廉化する動きがあります。
これは投資家にとっては朗報ですが、なんでこんな事になっているのかも気になります。
今回はこの動きについてまとめ、その背後にある理由について考えます。

ネット証券のETF新手数料比較

無料化、と言っても、何でもかんでもタダ、というわけではありません。
各ネット証券の対象ETFについて、まとめてみました。

SBI証券

同社HPによると、野村アセットマネジメントと手を組み、国内に上場しているETFのうち51銘柄の売買手数料をキャッシュバックするという事です。

有名どころでは、TOPIX連動型上場投資信託(1306)なんかも対象になってます。
対象銘柄はこちらのページに全て載っています。
対象期間:2018年11月1日〜2019年1月31日
概要:取引月の翌月中旬に証券総合口座に入金

マネックス証券

マネックス証券はJREIT系のETF3本の売買手数料を実質無料化しています。
無料化されているものは全て三菱UFJ国際投信のもので、信託報酬はどれも0.25%(税抜き)と、まあまあの水準なので、普段から買い付けている方にとっては朗報ですね。
対象ETFはこちらのページにあります。
対象期間:今のところ無期限
概要:売買手数料を四半期毎に3ヶ月分キャッシュバック

楽天証券

こちらら三菱UFJ国際投信が運用するETFの買付手数料を無料化しています。
対象の銘柄はこちらです。
マネックス証券と一部銘柄が被ってますね。
元々ブラックロックのiシェアーズブランドのETF15本も5月の段階で手数料無料になっています。
期間:今のところ無期限
概要:対象ETFの売買手数料が無料
キャッシュバックとこではなく、本当に完全に無料みたいです。
施策としてはこの中では一番積極的に見えます。

何故このような流れになったのか

背景

記憶に新しいところですが、日銀の個人資産の統計が間違っており、個人の家計は貯蓄から投資には必ずしも向いていない、という事が明るみになりました。
金融業界の方からしたら、つみたてNISAなどで手数料を極限まで削った商品を出したのに…という事になりますよね。
リンク元が見つけられませんでしたが、これって結局手数料まみれの高額投信から優良投信への付け替えの結果なのでは?というコラムもありましたし、私もそこには賛同します。
(元記事を知っている方はよろしければ連絡をください)
今後も手数料の割安な商品に資本が流れるという傾向は止まらないと考えられます。

計算可能な手数料

このような手数料の安い優良投信やETFは、長期保有が前提のものがほとんどかと思います。
そうなると、長い目で見れば、証券会社にも運用会社にも、計算可能な額の手数料が入り続ける事になります。
(運用報告書の『売買委託手数料』という項目に、非常に少額ですが確実に計上されていますので、自身の商品で確認してみてください)
証券会社や運用会社はこれを期待していると考えます。
ただ、つみたてNISAの対象にETFは入っていません。
ようは、定期的に積立で買ってくれる人が付きづらいんですよね。
そうなると、売買手数料で釣る、というのはある意味自然な流れではないか。
私はそう考えています。

まとめ

色々な事情や背景もありそうですが、投資家にとって手数料の低廉化はそのままパフォーマンスに直結しますので、自身のリスク許容度に応じた投資行動を取りやすくなったのではと思います。
これを機に色々な投資商品に目を向けてみてもいいと思います。
この記事が何かのお役に立てば幸いです。

Source: 積立投資健忘録

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