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ライバルと比較してどうなのか

10月の調整局面で少しの変動はあったようですが、eMAXIS  Slim全世界株式(除く日本)(以下Slim全世界)は楽天VTほどでは無いにしろ、順調に資産を伸ばしています。
本ファンドは積立投資における私のポートフォリオの要になると考えています。
ただ、インデックスファンドである以上、同じベンチマークを採用する商品もあります。
そこで、今回から、定期的にSlim全世界と、そのライバルたちの比較をして行こうと思います。
数字は各投信のHPの情報やレポート、Morningstarなどから取っています。

比較ファンド

比較対象のファンドはこちらです。
  • Slim全世界
  • 上場インデックスファンド世界株式(以下世界株式)
  • 野村つみたて外国株投信(以下野村つみたて)
それぞれ同じベンチマーク(MSCI ACWI(除く日本)を採用しています。
世界株式だけがETFで、後の2つは投資信託です。


ベンチマークの違い

同じベンチマークを採用する3ファンドですが、微妙な違いがあります。

Slim全世界だけが、MSCI ACWI(除く日本)の配当抜きの指数への連動を目指すのに対し、他の2つは配当込みの指数をベンチマークとしています。

これは、Slim全世界は配当の分だけ指数に対してアウトパフォームしやすいのに対し、他の2つは配当込みの指数に対し手数料分アンダーパフォームする設計になっていることを意味します。

現実にはSlim全世界も配当込みの指数に限りなく連動しているみたいですので、とりあえず本稿では3つを同じものとして扱います。

運用方式

3つとも、マザーファンドを持って、ベビーファンドである商品を運用する方式を取っています。
方式が理由でファンドを選ぶ人はあまりいないと思いますが、どれを選んでもそこに差は出ない、とだけ覚えておけば大丈夫です。

信託報酬

信託報酬
隠れコスト
信託財産留保額
Slim全世界
0.15336%
不明
なし
全世界株式
0.162%
0.0972%
0.3%
野村つみたて
0.2052%
0.0456%
なし
Slim全世界だけまだ運用報告書が無いので何とも言えませんが、残り2つは信託報酬自体は隠れコストを足すと大差は無さそうな雰囲気で、大体0.25%程度という事になりそうです。
Slim全世界についても、元々マザーファンドは3000億円規模の大きなものですので、恐らくそんなに高くはならないものと推察します。
全世界株式は換金時に0.3%手数料が上乗せされるので、そこは今ひとついただけない所になりますね。

純資産増加額

設定年
純資産総額
純資産増加額
Slim全世界
2018年3月19日
26.6億円
3.2億円
全世界株式
2011年3月8日
42億円
-5.6億円
野村つみたて
2017年10月2日
39億円
0.9億円
設定年、純資産額、9月末から10月にかけての純資産増加額を示しました。
ETFである世界株式はどうしても調整局面になると利益確定売りの流れが出来てしまうからでしょうか、調整だけでは済まない額の純資産の減少に見舞われています。
今後また上場局面になり買い戻しがあれば、純資産が再び増加に転じるかもしれません。

パフォーマンス比較

トラッキングエラーが大きい事は投資信託にとっては致命傷になりますので、本来ならここも比較したいところです。
が、MSCI ACWI(除く日本)の指数そのものはS&P500みたいにその辺に転がっているものではないため、残念ながら私の実力ではどう頑張っても1日単位の細かいチャートは調べられませんでした。(月間とか年間ならすぐに見つかりますが…)
さらに言うと、そもそもそんなマニアックなものを載せたところで誰の得にもならないと考えますので、ベンチマークの同じ商品とパフォーマンス比較をして、ベンチマークとの疑似比較をしてみようと思います。
隠れコストが出揃えば、実質パフォーマンスも出せるのですが、それはSlim全世界の運用報告書が出てから改めて書こうと思います。
基準価額の単純比較は意味がないので、前日比パフォーマンスを一ヶ月分グラフにしてみました。

ホントに3つを比較したの?と思いたくなるくらい、パフォーマンスはぴったりと一致しています。

本当ならMSCI ACWI(除く日本)の指数も併記したいですが、今回はご容赦ください…
一ファンドくらい異常な値動きがあっても面白かったのですが、そうはなりませんでした。
より厳密に言うと、0.01%からそれ以下のレベルの差異はあるのですが、少なくとも個人投資家が気にするようなレベルではなさそうです。
これだけ見ると、世界株式でも良さそうに見えますが、こちらは他の二つと違い売買単位が10口からである事、分配金を出すETFのため、税金の繰延効果が狙えないというデメリットがあります。
残念ながらETFにしては信託報酬が高めなのも気になります。
野村つみたて外国株投信については、Slim全世界の隠れコストが出次第になりますが、かなりシビアな信託報酬の比較が選定のカギになると考えます。

まとめ

今のところ、ETFである全世界株式を選ぶ理由は、分配金が欲しいか、既にそこに投資をしている人でない限りあまり無さそうです。
換金時の手数料次第では化けるのではないかと思います。
後の2つは、どれを選んでも今のところ大外れはしないものと思われますので、ぶっちゃけ好みかと思います。
この記事が何かのお役に立てば幸いです。

Source: 積立投資健忘録

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